肺腺癌(進行がん)ステージⅣ、全身転移
(この記事の執筆責任者:管理薬剤師 西口一志)
●49歳、 女性、 151㎝・36㎏ 肺腺癌(進行がん)ステージⅣ
・リンパ節転移・胸膜播種・骨転移・脳転移・全身転移
【症状】・首の痛みが強く動かせない。・背中の痛み。・せき。・食欲不振(体重減少5㎏減)。
・強い不安(精神科の薬服用中)。
●病院では、抗ガン剤治療は行いますが、緩和ケアの事もすすめられて、余命の事も話をされて本人は絶望的な精神状態で、当店にご相談に来店。
・その日から効果の実証されている免疫天然物・漢方薬を 3包以上服用をはじめる。(食欲・不安・血液検査の細かい経過観察を注視していく。)加えて、できる範囲での身体を動かす方法、食事面もお伝えして実行してもらう。
・3ヶ月後 CT検査で癌の大きさ、数は同じだが、症状としては首の痛みがずいぶん楽になっている。
・6ヶ月後 全身転移PET検査で肺の癌の大きさは同じ、首の骨転移・胸膜転移・リンパ節転移の癌が小さくなっている箇所と消えている箇所あり。
・7ヶ月後 レントゲン検査で肺の癌が少し大きくなっている。他の箇所は現状維持。
この後から抗がん剤を、タグリッソからアリムタ+カルボプラチンに変更。
それによる副作用で全く食べれなくなり白血球も1900からなかなか上がってこなくなる。血小板も4万まで下がってしまう。
いっきに体力低下が強すぎたので病院治療は一旦休むように強く強く伝え、体力回復に専念。
・10ヶ月後 片方の足だけ力が入らない。MRI検査で、脳の癌性浮腫で圧迫によるもので、癌の数も少し増えていたので、脳の癌にライナックナイフを照射。その後、足の症状は元に戻る。
・その後 今の病院では全身転移に対する治療法が少なすぎて担当医も投げやり姿勢なので、もっと積極的に改善を考えて陽子線治療を選択。福島の病院へ。
肺に陽子線治療、首の骨にサイバーナイフ、脳にガンマナイフを照射して今は体調・症状落ち着き、その間引き続き、効果の実証されている天然物・漢方薬を服用、運動、食事などをできる範囲で継続して体内環境改善をはかる
★【大切なポイント】
このような症例では、一般的な病院での治療だけになってしまうと、抗がん剤治療、放射線治療の副作用に苦しむだけでになってしまうことがほとんどです。