皆様へのメッセージ|秋田市の相談薬局【太海堂漢方】
皆様へのメッセージ
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- がん治療中にぜひ続けてほしい食事 免疫の低下、免疫の異常を早く正常化するために必須
- <p style="color:#cc3300"><span style="color:#333333">(この記事の執筆責任者:管理薬剤師 西口一志)</span> <br></p><p style="color:#cc3300"><strong>がん治療中にぜひ続けてほしい食事</strong></p>
<p style="color:#cc3300"><strong>免疫の低下、免疫の異常を早く正常化するために必須</strong></p>
<p> </p>
<p>がんに罹患し、がん治療している時の自身の免疫は、がん細胞が増殖する働きを抑えられない状態になっています。がん細胞が免疫細胞を操っている状態です。</p>
<p>免疫力低下、又は、免疫にブレーキをかけられた状態です。</p><p><br></p>
<p style="color:#cc3300"><strong>●がん治療中の免疫力低下、免疫異常にいち早く、しかも全身へ一気に効果あるのが、</strong><strong>腸管内の免疫細胞です。</strong></p><p style="color:#cc3300"><strong>免疫細胞の司令塔が集まっています。(腸管免疫)</strong></p>
<p> ここには免疫細胞の中でも、体内の異常を察知するとその情報を<strong>全身の免疫細胞に一気に伝え、免疫網にスイッチを入れる役割の細胞が多く集まっています。</strong></p>
<p> ここの働きが回復し正常化することによって、徐々にではなく、一気に免疫細胞が本来の働きに回復しがん細胞を抑えることも解かってきています。</p>
<p> これらの腸管内の免疫細胞から全身へサイトカイン、エクソソームなど体内伝達物質が全身へ一気に放出されるのです。</p><p><br></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color:#cc3300">●この腸管内の免疫改善に効果的な食事を優先順に</span></strong></p>
<p><strong><span style="color:#669900"> </span></strong></p><p><strong><span style="color:#669900">①主食と言われるでんぷん質、炭水化物。</span></strong>(お米・雑穀など穀類、イモ類、豆類など)</p><p style="color:#cc3300"> (善玉菌に一番必要な餌になります。)</p>
<p><strong><span style="color:#669900"> </span></strong></p><p><strong><span style="color:#669900">②水溶性食物繊維。</span></strong>(海藻・長芋・オクラなどネバネバ食材)</p><p style="color:#cc3300"> (<strong>短鎖脂肪酸を増やす。がん悪化する人の腸内にはこの短鎖脂肪酸が少ないことも解かっている。</strong>)</p>
<p><strong><span style="color:#669900"> </span></strong></p><p><strong><span style="color:#669900">③キノコ類。</span></strong>(しいたけ・舞茸・きくらげ・ししょくひんめじ・エノキ・なめこ・エリンギ など)</p><p style="color:#cc3300"> (免疫機能に必要な多糖類や水溶性食物繊維が多く含まれている。)</p>
<p><strong><span style="color:#669900"> </span></strong></p><p><strong><span style="color:#669900">④抗酸化作用の食材・アルカリ性食材。</span></strong>(緑黄色野菜・旬の果物・梅干し・酢の物など)</p><p style="color:#cc3300"> (がん進行・再発・全身転移の要因である炎症化を改善していく。)</p>
<p><strong><span style="color:#669900"> </span></strong></p><p><strong><span style="color:#669900"> ⑤ω3系の油</span></strong>(亜麻仁油・えごま油・シソ油・インカインチオイルなど)</p><p style="color:#cc3300"> (細胞膜の脂肪酸の状態を良好にして、がん進行・免疫能悪化を食い止める働きに必要。)</p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color:#cc3300"><br></span></strong></p><p><strong><span style="color:#cc3300">●腸管内の免疫悪力化をまねく注意すべきこと</span></strong><strong></strong></p>
<p><strong style="color:#3366ff"> </strong></p><p><strong style="color:#3366ff">①過度な糖質制限、たんぱく質過剰摂取(腸内菌の環境悪化・炎症傾向を促進し、がん悪化をまねく)</strong></p><p><strong style="color:#3366ff"></strong>最近のブーム的な食べ方は止めてください。特にがん治療中は致命的になってしまいます。</p>
<p>この一時ブーム的な食仕方は免疫にとっても健康にとっても良くないことが結果として世界中の多くの研究データで示されています。</p><p><br></p>
<p><strong><span style="color:#3366ff"> ②食品添加物をなるべく避ける。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color:#3366ff">特に人工甘味料(アスパルテーム・スクラロース・アセスルファムKなど)</span></strong></p>
<p>カロリーオフなどに使用される人工甘味料を摂っていると腸内細菌のバランスを壊して、免疫細胞の正常な働きを奪ってしまいます。がん治療中は特に影響力大です。</p>
<p><strong> </strong></p>
<p><strong><span style="color:#cc3300"><br></span></strong></p><p><strong><span style="color:#cc3300">●腸管免疫の改善に行ってほしい事</span></strong></p>
<p><strong><span style="color:#cc3300"><br></span></strong></p><p><strong><span style="color:#cc3300"> ①腸をなるべく動かしてほぐす。</span></strong><strong></strong></p>
<p> 手でお腹を圧をかけながらさすったり、ぐぅーとお腹を押し込んで適度に揺さぶったり、腹式呼吸で凸凹したり、ストレッチ体操でお腹周りを動かしてください。</p>
<p> 腸は本来は軟体物みたいにとても柔軟に柔らかく伸び縮みして良好な状態を保っています。</p>
<p>しかし腸内環境などの状態が悪くなってくると、ガスや便が溜まったり、腸自体がむくんだり・腫れたりして張ってきて硬くなってきます。そうなると腸内環境は増々悪化し、腸内の免疫の働きは悪化してしまいます。</p>
<p> 特にがん治療中は、抗がん剤などで腸内環境は相当なダメージを受け悪化しています。</p>
<p>食事の効果を発揮するためにもなるべく外からも揺り動かしてほぐすようにしてください。</p>
<p> </p><p><strong><span style="color:#cc3300"> ②天然生薬・天然免疫商品・漢方薬の服用。</span></strong>(基礎研究でしっかり有効データが示されているもの)</p>
<p> がん治療中の腸管免疫の改善に欠かす事が出来ないものです。特に抗がん剤治療中はとても大切です。</p>
<p> 抗がん剤の副作用により腸管免疫はかなりのダメージを受けています。ここが良い状態を保てないと、どんなに抗がん剤でがん細胞を叩いたとしてもその後また再発・全身転移してしまいます。</p>
正しい食事と一緒に服用する事で、よりがんの再発・全身転移の防止につながってきます。
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- 病院のがん治療を無駄にしないように!! がんの再発・全身転移しやすい体内環境の改善
- <p style="color:#cc3300"><span style="color:#333333">(この記事の執筆責任者:管理薬剤師 西口一志)</span> <br></p><p style="color:#cc3300"><strong>病院のがん治療を無駄にしないように!!</strong></p>
<p style="color:#cc3300"><strong>がんの再発・全身転移を防ぐには何が必要か?</strong></p>
<p> </p>
<p> 病院のがん治療は進歩し、治療効果も良くなってきています。しかしその病院のがん治療だけになってしまうと、たとえ新薬や最先端の治療で、<strong>がんを小さくしたり、一時的にがんを消すことが出来ても、そのほとんどがまた再発・全身転移しています。</strong></p><p><strong></strong>実際のデータでもがんの転移・再発率は悪化し、治療期間は長期化し体力・免疫低下、がん悪液質の体重減少で多くの方が間質性肺炎、多臓器不全などで亡くなっています。</p>
<p>そこで<strong>からだの根本の、免疫システムや細胞代謝の正常化を促すことが、がんの再発・全身転移を防ぐために一番必要なことです。</strong></p>
<p>そのために、漢方の考えや、<strong style="color:#cc3300">天然生薬</strong><span style="color:#cc3300">・</span><strong style="color:#cc3300">正しい食事</strong><span style="color:#cc3300">・</span><strong style="color:#cc3300">運動</strong>などの働きを総動員して、<strong>病院の治療が無駄にならないようにサポートしています</strong>。</p>
<p> </p><p>各大学の基礎研究・学会発表で確実にがんに対してのデータを出し続けている<strong style="color:#cc3300">天然生薬・免疫商品の働き。</strong></p><p><strong style="color:#cc3300">●がん細胞に直接作用</strong></p><p><strong> </strong><span style="color:#339933">①がんの増殖する周期をストップする。(アポトーシス)再発・全身転移の防止効果</span></p><p style="color:#339933"> ②がんが炎症を起こしオートファジーを活性化し、筋肉・脂肪を溶かして、自らが増殖しやすい環境にしてしまう。そのがん悪液質状態をストップする。(がん微小環境の改善)</p><p><strong><br></strong></p><p><strong style="color:#cc3300">●免疫を介しての作用</strong></p><p><strong> </strong><span style="color:#339933">③本来がん細胞をやっつける免疫細胞の正常化。</span></p><p style="color:#339933"> ④免疫網のネットワーク活動の復活化(サイトカイン網など免疫力の正常化)</p><p><strong><br></strong></p><p><span style="font-weight:bold;color:#cc3300">●その他</span><strong>、</strong><span style="color:#339933">抗がん剤・放射線治療の副作用による免疫力・体力低下による間質性肺炎や骨髄抑制、体重減少、臓器機能不全などにより多くの命を落としています。</span></p><p><span style="color:#cc3300">このような場合にその副作用を防ぐ効果も証明されています。</span></p><br><table cellpadding="0" cellspacing="0"><tbody><tr><td></td>
<td><strong>安全面に関しては、食事と同じくらい安全で、効果は学会で研究データが証明された優れているものを扱っています。その他、治療中の薬剤との飲み合わせなど薬剤師が責任を持ってご説明いたします。</strong></td></tr></tbody></table>
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- がん治療中に服用する漢方薬や免疫商品に関して
- <p><span style="color:#cc3300"><span style="color:#333333">(この記事の執筆責任者:管理薬剤師 西口一志)</span> <br></span></p><p><strong><span style="color:#cc3300">がん治療中に服用する漢方薬や免疫商品に関して</span></strong></p>
<p> </p>
<p>がん治療中に何とかしたい、免疫力を戻したいという思いでまず誰もが考えることが、病院の治療以外でも漢方薬や生薬、天然物、免疫商品、健康食品など何か少しでもプラスになるものを探し求めると思います。</p>
<p>特に、免疫乳酸菌など腸内菌関連商品、フコイダン(フコキサンチン)、アガリクス、メシマコブ、霊芝、キノコ菌糸体、など免疫商品は多くのメーカーが様々な商品を毎年売り出しています。</p>
<p> </p>
<p><strong style="color:#cc3300">●免疫商品について</strong></p>
<p>大学などの研究機関で、基礎研究を積み重ね、長年学会発表の場で確かな有効性と安全性をしっかり証明されているものを服用すべきだと思います。</p>
<p><strong>当薬局もそこには徹底してこだわったものを扱っています。</strong></p>
<p><strong><span style="color:#cc3300">基礎研究・学会発表で、免疫賦活、 癌細胞のアポトーシス(自然退縮)、 抗炎症・抗酸化作用、 抗ガン剤の副作用軽減 、再発・全身転移防止 などに優れ信頼性の高いものです。</span></strong></p>
<p>この業界に30年近く携わっていますが、本当に確かな基礎研究を積み重ねて信頼できるものは極々わずかしかありません。</p>
<p>特にがんや免疫に関しては、一時的なブーム品やそれに伴う出版物、パンフレット、TVやネット広告などいかにも効果があるかのようなものが毎年多くのメーカーさんから出回ります。</p>
<p>そのようなものに決して手を出さないでください。様々な処からデータを引用してきたものを組み合わせていかにも効果があるように見せかけている程度のものがほとんどです。</p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color:#cc3300">●抗がん生薬と言われるもの</span></strong></p>
<p> <strong>・<span style="color:#669900">半枝蓮(ハンシレン)</span></strong>・・・抗炎症・抗がん作用、 解毒・鎮痛作用、 腹水 など。</p><p><br></p>
<p> <strong>・<span style="color:#669900">百花蛇舌草(ビャッカジャゼツソウ)</span></strong>・・・抗炎症・抗がん作用、 免疫増強作用 など</p><p><br></p>
<p> <strong>・<span style="color:#669900">冬虫夏草(トウチュウカソウ)</span></strong>・・・免疫増強作用、 体力増強作用 など</p><p><br></p>
<p> <strong>・<span style="color:#669900">一位(イチイ)</span></strong>・・・抗炎症・抗がん作用、 がん細胞増殖抑制作用 など</p><p><br></p>
<p> <strong>・<span style="color:#669900">梅寄生(バイキセイ)</span></strong>・・・抗炎症・抗がん作用、 解毒・解熱作用、 肺炎・肋膜炎・腹膜炎など</p><p><br></p>
<p style="" margin-left:168.0pt;text-indent:-168.0pt"=""> <strong>・<span style="color:#669900">仙鶴草(センカクソウ)</span></strong>・・・抗炎症・鎮痛作用、 健胃・体力増強作用、 止血作用(急性白血病やがん進行による播種性血管内凝固症候群(DIC)など)</p>
<p style="" margin-left:136.5pt;text-indent:-136.5pt"=""> <strong>・<span style="color:#669900">威霊仙(イレイセン)</span></strong>・・・胃気を開き胃の働きを改善、血液リンパの流れ改善で抗腫瘤・止痛作用、 風湿・痰濁・積聚を伴う食道がん・胃がん・大腸がん・皮膚がん・脳腫瘍などに</p><p style="" margin-left:136.5pt;text-indent:-136.5pt"=""><br></p>
<p> <strong>・<span style="color:#669900">藤瘤(フジコブ)</span></strong>・・・抗がん作用、特に胃がん・食道がんに有効</p><p><br></p>
<p> <strong>・<span style="color:#669900">瓦茸(カワラタケ)</span></strong>・・・抗がん作用、特に肝臓がん、胃がん・食道がん・・悪性リンパ腫などに瓦茸の菌糸体から抽出精製されたクレスチンは医薬品の制がん剤として認められています。</p><p><br></p>
<p> <strong>・<span style="color:#669900">ひまし油(トウゴマ)</span></strong>・・・この油を外用として『ひまし油湿布』として用いる。 免疫力向上・毒素排出作用。</p><p><br></p>
<p style="" margin-left:84.0pt;text-indent:-84.0pt"=""> <strong>・<span style="color:#669900">ビワ葉</span></strong>・・・ビワの葉温灸として外用で用いる。患部に葉を当てその上からお灸することで『アミダグリン』と言う成分が、がん細胞に有効と考えられています。</p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color:#cc3300">●動物生薬</span></strong></p>
<p style="" margin-left:115.5pt;text-indent:-115.5pt"=""> ・<span style="color:#669900"><strong>麝香(ジャコウ)</strong></span>・・・開竅作用に優れ、免疫異常・体内炎症・循環悪化・体温異常など、がん悪化又は抗がん剤・放射線治療の副作用による様々な体内異常の正常化に有効です。</p><p style="" margin-left:115.5pt;text-indent:-115.5pt"=""><br></p>
<p> ・<strong style="color:#669900">牛黄(ゴオウ)</strong>・・・清熱解毒に優れ、麝香と併用する事で様々な体内異常の正常化に有効です。</p>
<p> (当薬局も麝香・牛黄製剤に関しては、がん治療に生かしています。)</p><p><br></p>
<p> ・<strong style="color:#669900">熊胆(ユウタン)</strong>・・・胃・肝臓・胆管・膵臓がんに有効です。</p>
<p> 熊の胆嚢を丁寧に時間をかけて固めたもの。今では熊胆を作れる職人不足により希少品。</p>
<p> 代用品として他の動物胆が使用されていますが、効果が全く違います。</p><p><br></p>
<p> ・<span style="color:#669900"><strong>鹿茸(ロクジョウ)</strong></span>・・・抗ガン剤治療などによる基礎体力低下に有効です。</p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color:#cc3300">●漢方処方</span></strong></p>
<p> ●がん進行による体重減少・体力低下・免疫力低下、</p>
<p> 又は抗がん剤・放射線治療の副作用による食欲不振・骨髄抑制・悪液質進行など。</p>
<p> この場合はとにかく補材の漢方薬が使われます。</p>
<p><strong><span style="color:#669900"> ・十全大補湯 ・補中益湯 ・人参養栄湯</span></strong> など。</p>
<p> これらは、がんの再発・転移の抑制効果も解明されています。</p><p><br></p>
<p> ●がん進行、又は抗がん剤の副作用による食欲減退、体重・筋力低下、がん悪液質など。</p>
<p> この場合とにかく食べれるようにする補脾薬・理気薬が使われます。</p>
<p> <strong><span style="color:#669900">・六君子湯 ・半夏厚朴湯 ・香蘇散</span></strong> など。 </p>
<p> 六君子湯は、がん悪液質抑制効果も解明されています。</p>
<p> </p>
<p> ●その他、</p><p> 体内炎症に対しては<span style="color:#669900"><strong>清熱解毒薬</strong></span></p><p><br></p>
<p> 血流・リンパの流れが滞っている場合はそれらの巡りを良くする<span style="color:#669900"><strong>理気・理血薬</strong></span></p><p><span style="color:#669900"><strong><br></strong></span></p>
<p> 腹水・むくみにたいしては化<strong style="color:#669900">痰湿・利水薬</strong> など</p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color:#cc3300">その時々の身体の状態に合ったものを服用していくことがとても大切です。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong>これらにプラスして <span style="color:#cc3300">・正しい食事、 ・効果のある適度な運動、</span> を続けてください。</strong></p>
<p><strong>そして<span style="color:#cc3300">血液検査の推移</span>を注意深く診ていくことでしっかり体内環境の状態を把握できます。</strong></p>
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- がん克服の食事 免疫力の正常化の要【腸内環境】
- <h4><span style="color:#cc3300"><span style="font-weight:normal;color:#333333" class="<img src=" https:="" p7.cd8.jp="" cms="" js="" elrte="" images="" pixel.gif"="" title="" rel="media7595629665518941" width="150" height="100">(この記事の執筆責任者:管理薬剤師 西口一志)</span> <br></span></h4><h3><strong style="color:#cc3300">がんの再発・全身転移を防ぐには免疫力の正常化は必須</strong></h3><h3><strong style="color:#cc3300">その免疫力の正常化にとって一番の要【<span style="color:#99cc00">腸内環境</span>】</strong></h3>
<p>●免疫網の維持</p>
<p>●免疫細胞から発せられる体内情報伝達物質(サイトカイン、エクソソーム、など)の正常化</p>
<p>●免疫細胞からの正常な抗体産生</p>
<p>●その他、様々な抗炎症作用や生体防御能の向上など大切な役割を担っている。</p>
<p> </p>
<p>その一番の要が【<strong style="color:#99cc00">腸内環境</strong>】</p>
<p><strong>免疫で一番大切なことは多様性</strong></p>
<p>その多様性は<strong style="color:#99cc00">腸内細菌叢の多様性</strong>で決まってくる。</p>
<p>その<strong style="color:#99cc00">腸内細菌叢の多様性</strong>の維持には<strong><span style="color:#cc3300">正しい食への認識</span></strong>が非常に重要になる。</p><p><strong>ここが改善しない限り、抗がん剤治療などで一旦癌が消えても何回でも再発し全身転移を招きやすくなります。</strong></p><p><strong><br></strong></p>
<p>【<span style="color:#cc3300"><strong>正しい食の認識とは</strong></span>】</p>
<p>この多様性を維持するには、どんなに良い食材だとしてもそればかりに偏りすぎるのも良くありません。</p>
<p>その上で、<strong>【<span style="color:#cc3300">積極的に摂取した方が良いもの</span>】</strong>、<a><strong>【<span style="color:#0033ff">なるべく控えた方が良いもの</span>】</strong></a>を把握する事です。</p>
<p><strong> </strong></p>
<p><strong>【<span style="color:#cc3300">積極的に摂取した方が良いもの</span>】</strong></p>
<p style="" margin-left:18.0pt;text-indent:-18.0pt"="">①
主食として<strong>穀類</strong>、<strong>イモ類、</strong>などの炭水化物をしっかり摂る。これが腸内菌にとって欠かせない餌になります。 <strong>でんぷん質</strong>が良好な腸内環境叢にとって不可欠。</p>
<p> <strong>一時安易な考えの健康ブームで糖質制限で炭水化物を控える方が健康体になるとか糖質はがんの栄養になるか良くないなどありましたが、今はそうではないことが解明されています。</strong></p><p><strong> がん治療中に、がん細胞に栄養が行かないように糖質制限をし過ぎると逆にがんの進行を促し再発・全身転移が加速してしまう事も解かってきました。</strong></p><p><strong> 糖質制限をし過ぎることで、【オートファジーの異常活性】【がん悪液質】の悪い方へ一気に体内シフト変化を招いてしまいます。<span style="color:#cc3300">とても注意が必要です</span>。</strong></p><p><strong><br></strong></p>
<p style="" margin-left:18.0pt;text-indent:-18.0pt"="">②
食物繊維の豊富な<strong>野菜</strong>、<a><strong>きのこ類</strong></a>、<strong>海藻類 </strong>などをしっかり摂る。</p>
<p style="color: rgb(204, 51, 0);" margin-left:10.5pt;text-indent:-10.5pt"=""><strong> 特に水溶性の食物繊維(ネバネバ食材)を積極的に摂る。</strong></p>
<p style="" margin-left:10.5pt;text-indent:-10.5pt"=""> <strong>野菜(長芋、オクラ、モロヘイヤ、ツルムラサキ、明日葉、アボカド、かぼちゃ など)</strong></p>
<p style="" margin-left:10.3pt;text-indent:-10.3pt"=""><strong> きのこ類(しいたけ、舞茸、なめこ、エノキ、エリンギ など)</strong></p>
<p style="" margin-left:10.3pt;text-indent:-10.3pt"=""><strong> 海藻類(わかめ、めかぶ、昆布、もずく、ふのり、アオサ、ひじき、寒天 など)</strong></p>
<p style="" margin-left:10.5pt;text-indent:42.0pt"="">これらを摂ることで腸内菌が餌にして<a><strong>【<span style="color:#cc3300">短鎖脂肪酸</span>】</strong></a>を産生してくれる。</p>
<p><strong>★</strong>この<a><strong>【<span style="color:#cc3300">短鎖脂肪酸</span>】</strong></a>が免疫にとっても、がん再発・転移防止のにとっても重要な役割を担っていることが次々に証明されている。</p>
<p><strong>【<span style="color:#cc3300">短鎖脂肪酸</span>】</strong>は細胞のエネルギー源としてだけではなく、免疫機能を正常化し生体防御能を高めがん細胞の増殖を抑えたり、がん細胞の遺伝子発現の制御や代謝制御、抗炎症作用などによるがん細胞の増殖抑制に欠かせない。<strong>赤ちゃんの便には<span style="color:#cc3300">短鎖脂肪酸</span>が多い。</strong></p><p><strong><br></strong></p>
<p style="" margin-left:18.0pt;text-indent:-18.0pt"="">③
抗酸化作用の食材・アルカリ性食材を積極的に摂る。(<strong>緑黄色野菜</strong>、<strong>くだもの</strong>、<strong>梅干し</strong>、<strong>酢の物</strong>など)</p>
<p>特にりんごはアルカリの王様と言われぜひ取り入れてください。梅干し・酢の物など塩分に気を付けて適度に取り入れることでガン体質の酸性化を予防します。</p><p><br></p>
<p style="" margin-left:18.0pt;text-indent:-18.0pt"="">④
ω3系のオイル(<strong>亜麻仁油</strong>、<strong>えごま油</strong>、<strong>インカインチオイル</strong>、<strong>シソ油</strong>など)抗炎症作用に効果的。</p>
<p>普段の食生活の中でω6系のオイルのほうが多く摂りがちなので、バランスをと整えるにはこのω3系のオイルを意識して取り入れてください。しかし過度な摂りすぎにも注意!</p>
<p>がんの炎症➡進行を抑えるにはこのバランスが重要になる。</p><p><br></p>
<p style="" margin-left:18.0pt;text-indent:-18.0pt"="">⑤
その他、<strong>豆類</strong>、<strong>ごま</strong> など、</p>
<p>【<strong>ま</strong>(豆類)・<strong>ご</strong>(ゴマなど種実類)・<strong>わ</strong>(ワカメなど海藻)・<strong>や</strong>(野菜)・<strong>さ</strong>(魚)・<strong>し</strong>(椎茸などキノコ類)・<strong>い</strong>(イモ類)】をしっかり意識して、</p>
<p>昔ながらの<strong>和食・精進料理</strong>をイメージして、なるべく<strong><span style="color:#cc3300">旬の食材</span></strong>も取り入れてください。</p>
<p> </p>
<p>※実際に世界中の様々な国で昔の日本食のすばらしさに気づきその効果を解明し実践し始めています。その日本人だけが抗ガン剤一辺倒の意識を刷り込まれてその効果に無頓着です。</p>
<p> </p>
<p>●京丹後市に健康長寿が多い。その65歳以上の方々を調査してわかったこと。</p>
<p>・海藻(板ワカメ、岩のり、はばのり) ・煮物(根菜、イモ類)を毎日よく食べている。</p>
<p style="" margin-left:18.0pt;text-indent:10.5pt"="">毎日・海藻・野菜が多い。みなさん腸内細菌が多様性に富んでいた。これが良好な免疫を保つ。</p>
<p>この<span style="color:#99cc00"><strong>腸内細菌叢</strong></span>の維持にはこうした食生活が重要。</p>
<p> </p>
<p><strong> </strong></p>
<p><strong>【<span style="color:#0033ff">なるべく控えた方が良いもの</span>】</strong></p>
<p style="" margin-left:28.5pt;text-indent:-18.0pt"="">①
<strong>動物性の食材</strong>(肉類、乳製品など)これを多く摂りすぎると腸内細菌叢が乱れ、体内に炎症を起こしやすくなる。身体も酸性に傾いてくる。がんの増殖・転移・再発の好条件を作り上げてしまう。</p><p style="" margin-left:28.5pt;text-indent:-18.0pt"=""><br></p>
<p style="" margin-left:28.5pt;text-indent:-18.0pt"="">②
<strong>人工油(トランス脂肪酸)</strong>(マーガリンやショートニング、ファットスプレッド など)</p>
<p>パン・ケーキ・ドーナツなどの洋菓子、揚げ物、などのほとんどにトランス脂肪酸が多く含まれる。</p>
<p>アメリカでは『トランス脂肪酸』の食品添加を、2018年6月18日から原則禁止している。</p><p><br></p>
<p style="" margin-left:28.5pt;text-indent:-18.0pt"="">③
<strong>白砂糖</strong>、<strong>食塩</strong>を控える。できるだけ人工的に精製されていない黒糖・きび糖、はちみつ、や自然塩を使う。日本人は白砂糖の摂りすぎ多い。ビタミンB₁不足。</p>
<p><strong>※</strong>海外ではサトウキビをその場で絞りジュースとしての習慣のある国もある。とても健康に良い。</p>
<p>現地の人は、サトウキビには不思議な蘇生力があり、人間の根源に働きかける事をよく理解している。</p>
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- がん治療の再発・全身転移防止への分かれ道
- <p><span style="color:#993333"><span style="color:#333333">(この記事の執筆責任者:管理薬剤師 西口一志)</span> <br></span></p><p><span style="color:#993333">がん治療の再発・全身転移防止への分かれ道</span></p>
<p> </p>
<p>がん治療が上手くいく、いかないの分かれ道は大きく<strong><span style="color:#993333">2つ大切な事</span></strong>があります。</p><p><br></p>
<p><strong><span style="color:#993333">●一つ目、抗がん剤治療・放射線治療を行う場合は、自身の正常な細胞(免疫・骨髄・内臓など)に負担が行き過ぎない範囲で行っていく事です。</span></strong></p>
<p> </p>
<p>そうしないと、がんは一旦は叩けますが自身の正常な細胞・働きもダメージを大きく受けすぎることになります。そのことが再発・全身転移を増悪させ、がんを克服しにくくしてしまいます。</p>
<p>たとえどんなに新しい治療や新薬でも同じです。どんなに副作用が少ないと言っても免疫力などの正常化に影響して免疫異常をまねいていきます。</p>
<p> </p>
<p> では<strong><span style="color:#993333">負担が行き過ぎない範囲</span></strong>とは?</p>
<p> ・副作用による体調の悪化度合や体重減少が続き戻りにくくなってきた場合</p>
<p style="" margin-left:31.5pt;text-indent:-31.5pt"=""> ・血液検査で白血球・血小板などの数値が戻りにくくなって骨髄の造血機能回復に時間がかかるようになってきた場合</p>
<p style="" margin-left:31.5pt;text-indent:-31.5pt"=""> 特に血液検査の推移を注視して方向性流れを診ていくことで判断できます。</p>
<p style="" margin-left:31.5pt;text-indent:-31.5pt"=""> </p>
<p style="" margin-left:31.5pt;text-indent:-31.5pt"="">いざ負担がかかりすぎている時に、治療のペースをどのようにすべきか?</p>
<p style="" margin-left:31.5pt;text-indent:-31.5pt"=""> ・抗がん剤の投与ペースを従来の予定よりも間隔をあける。</p>
<p style="" margin-left:31.5pt;text-indent:-31.5pt"=""> ・抗がん剤の量を減量して行う。</p>
<p style="" margin-left:31.5pt;text-indent:-31.5pt"=""> </p>
<p style="" margin-left:31.5pt;text-indent:-31.5pt"=""><span style="color:#993333"><strong>この時に問題なのが担当医がその要望に応じてくれるか?</strong></span>です。</p>
<p>現状は、ほとんどのケースで、副作用は当たり前と言われマニュアル通りどんどん抗がん剤治療を行って推し進めていきます。そうしないと抗がん剤治療が効かなくなるなどと言う担当医もいます。</p>
<p>そんなことは絶対にありません。</p>
<p style="" margin-left:31.5pt;text-indent:-21.0pt"="">もし応じてくれない場合やいろいろ言われて不安になる場合などはご相談ください。</p>
<p style="" margin-left:31.5pt;text-indent:-31.5pt"="">その進め方や担当医への言い方などアドバイスします。</p>
<p style="" margin-left:31.5pt;text-indent:-31.5pt"=""> </p>
<p style="" margin-left:31.5pt;text-indent:-31.5pt"=""> </p>
<p style="color: rgb(153, 51, 51);" margin-left:41.2pt;text-indent:-41.2pt"=""><strong>●二つ目、とにかく体内環境・免疫力の改善です。</strong></p>
<p style="color: rgb(153, 51, 51);" margin-left:41.2pt;text-indent:-41.2pt"=""><strong>特にがん周りの免疫異常・代謝異常・炎症など(がん微小環境)の改善です。</strong></p><p style="color: rgb(153, 51, 51);" margin-left:41.2pt;text-indent:-41.2pt"=""><strong><br></strong></p>
<p style="color: rgb(0, 51, 255);" margin-left:18.0pt;text-indent:-18.0pt"=""><strong>① </strong><strong>免疫網の正常化</strong></p>
<p style="color: rgb(0, 51, 255);" margin-left:18.0pt;text-indent:-18.0pt"=""><strong>② </strong><strong>腸内環境の改善による腸管免疫の正常化</strong></p>
<p style="color: rgb(0, 51, 255);" margin-left:18.0pt;text-indent:-18.0pt"=""><strong>③ </strong><strong>がん周りの異常代謝、炎症、異常オートファジーの改善</strong></p>
<p style="color: rgb(0, 51, 255);" margin-left:18.0pt;text-indent:-18.0pt"=""><strong>④ </strong><strong>がん周りの萎縮・血流悪化・酸欠の改善(温めて揺り動かし柔らかくほぐしていく事)</strong></p>
<p style="color: rgb(0, 51, 255);" margin-left:18.0pt;text-indent:-18.0pt"=""><strong>⑤ </strong><strong>自律神経、特に副交感神経の働きを活用する。(がん細胞を抑えているリンパ球の増加)</strong></p>
<p style="color: rgb(0, 51, 255);" margin-left:18.0pt;text-indent:-18.0pt"=""><strong>⑥ </strong><strong>体内の細胞間の伝達物質の活用(ホルモン・サイトカイン・エクソソーム・マイオカインなどの正常化)など</strong></p>
<p> </p>
<p>そのためには、体内の正常化に効果の実証されている<strong style="color:#993333">天然物や漢方薬の服用</strong><span style="color:#993333">、</span><strong style="color:#993333">正しい食事</strong><span style="color:#993333">、</span><strong style="color:#993333">効果的な運動</strong>を</p>
<p>毎日根気強く何回も何回も続けることです。</p>
<p> </p>
<p>がん闘病中に毎日不安に押し潰されそうになると思います。</p>
<p style="" margin-left:10.5pt;text-indent:-10.5pt"=""><span style="color:#ff0066">〇ステージ4 〇全身転移 〇リンパ節転移 〇腹膜播種 〇腹水・胸水 〇がん悪液質 〇すい臓がん〇胆管がん</span>・・・・</p><p style="" margin-left:10.5pt;text-indent:-10.5pt"="">ネットなどで調べれば調べるほど絶望的になると思いますが、どんな状態からでも何かのきっかけに改善していく場合も多くあります。</p>
<p>実際にそのような人もいます。</p>
<p>上記の事をしっかり理解していただいて実行して続けてください。</p>
<p> </p>
<p>今状態が悪くても大丈夫です。</p>
<p>ネット情報、治癒率、余命など気にし過ぎず、上記の2つをどのように進めていくかが大切です。</p>
<p> </p>
<p>たとえ初期・ステージ1、がんが消えた、リンパ節転移無し・・・など治療が順調で大丈夫と思って安心していても、念のために・ダメ押しのためになど安易に抗がん剤を病院が言うままに行ってしまうと逆にその後1年くらいで再発・全身転移をまねいてしまうケースも多々あります。</p>
<p> </p>
<p>大切な事はどんな状況でも上記の2つを理解して行っていくことだと思います。</p>
<p>実際に海外のがん治療先進国ではがんを叩くほうの抗ガン剤治療は、自身の正常な細胞へのダメージを最重要に考慮して、最小限にとどめて、<strong><span style="color:#993333">重点は体内環境改善のための毎日の取り組み</span></strong>に注がれています。</p>
<p> </p>
<p>最後にもう一度、病院の抗がん剤治療・放射線治療だけになってしまうと、多くの場合再発・全身転移を繰り返し悪化していきます。</p>
<p><strong><span style="color:#993333">なぜか? どのようにすれば良いのか?</span></strong> しっかり理解して納得するまでどんなことでも、何回でも聞いてください。</p>
<p>日本のがん治療ではそこについてはスルーしているのが現状です。</p>
<p> </p>
<p>当薬局に来られている方々にはご本人がよく理解するように何回も説明して充分納得してもらっていても、いざ担当医を目の前にするとどうしても思っていることを言えずに、抗がん剤治療を言われるがままになる方も多いです。</p>
<p>しかしそこは毅然として意志を伝えていくことです。</p>
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- がんの進行を止める、再発・全身転移を防ぐ、がん悪液質を止めるには、運動で骨格筋を動かす事が絶対に必要
- <h4><span style="font-weight:normal">(この記事の執筆責任者:管理薬剤師 西口一志)</span> <br></h4><h3>●運動が免疫力・癌克服の一番大きな要因になります。実行しない選択肢はないはずです。</h3><p><br></p><p>●<strong>がんはがん細胞のみから出来上がったものではありません。</strong></p>
<p>がん細胞の周囲には線維芽細胞やマクロファージ、細胞外基質、血管、神経などの間質成分が存在し、これらの有機的集合体としてがんと言う病的組織が成立しています。</p><p><br></p><p>ここを正常化にするためには、<span style="color:#cc3300"><strong>骨格筋を動かし</strong></span>てそこから全身へ分泌される<span style="color:#cc3300"><strong>マイオカインの働き</strong></span>が必要です。</p><p>運動で<strong style="color:#cc3300">血流を改善して細胞の酸欠状態を改善すること</strong>、各組織が<strong style="color:#cc3300">硬く萎縮していかないようにする</strong>ために骨格筋を動かすことが大切です。</p><p><strong style="color:#cc3300"><br></strong></p><p><strong style="color:#cc3300">マイオカインの働き</strong> ①免疫力の正常化(がんの全身転移の防止) ②抗炎症作用 ③がん細胞の増殖異常代謝を抑制 ④骨髄の造血維持 ⑤内臓機能の正常化 など様々です。</p><p><br></p><p>硬く萎縮して血流悪化し酸欠状態での環境下でも、細胞が生きて増殖できるようになっていくことが、がん化・がん微小環境の悪化です。ここを正常に戻していくためには絶対に運動が必要です。</p><p><br></p><p>再発・全身転移、がん悪液質を防ぐには、運動して骨格筋を動かし天然免疫商品・漢方を服用する事が最重要です。</p><p>決して病院の治療だけになってしまってはいけません。</p><p><br></p><p>はじめは、できることで良いので身体を少しづつでも動かしてください。もっとできるようになってきたら効果的な運動のやり方で実行してください。続けることで必ず変わってきます。</p><p><br></p>
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- 卵巣がん再発・転移、骨盤内腫瘍、腹膜播種、リンパ節転移、全身転移
- <p>(この記事の執筆責任者:管理薬剤師 西口一志) <br></p><p>●68歳、 女性、 147㎝・60㎏ 卵巣がん(再発)</p>
<p> ・2年前に卵巣がんで手術と抗がん剤治療。</p>
<p> その後、定期健診CT検査で<strong>再発</strong>が判明する。<strong>骨盤内腫瘍、腹膜播種、リンパ節転移、全身転移</strong></p>
<p> すぐに抗がん剤治療を開始する。</p>
<p>【症状】抗がん剤の副作用で、手足の痛み・しびれ、足のむくみ など</p>
<p><br></p><p>●もともと腎臓の機能が弱く、2年前の抗がん剤治療中も腎機能がかなり低下していた。</p>
<p> 今回も抗がん剤治療を始めてから、すぐにむくみやタンパク尿(+3)など症状があり、<strong>このまま抗がん剤治療をつづけていくと、腎機能もダメになり、抗がん剤治療もできなくなりガンを治す術がなく、行き詰ってしまうと言う事で、当店に相談。</strong></p>
<p>その際詳しく、がんの全身転移の状態、症状、診断結果、血液検査の結果、症状、病院の治療計画・服用薬などお伺いして、説明。</p>
<p> </p><p>・腎機能低下もあり、抗がん剤治療の副作用軽減・免疫力の目的も含め、すぐに<strong>効果の実証されている天然物・漢方薬の服用を開始</strong>。</p>
<p> </p><p>・その後、半年以上、抗がん剤治療(ドキシル、アバスチン)を続ける。その間大きな副作用もなく血液検査の結果も安定していたので、病院のお医者さんも抗がん剤治療を休まずしっかり続けるように言っていました。</p>
<p><strong>しかし常に尿タンパク+3で、血液検査でも腎機能はギリギリ状態でしたので抗がん剤治療の間隔をもっともっとあけながらのほうが良いという事を強く強く何回もお話ししました。</strong></p>
<p style="" margin-left:10.5pt;text-indent:-10.5pt"=""> </p><p style="" margin-left:10.5pt;text-indent:-10.5pt"="">・その後、腫瘍マーカーなどは落ち着いていたが、明らかに腎機能の数値がワンステージ悪化してきて、アルブミン値なども悪化してきた。この時点で、腎臓の専門医の受診を受ける。</p>
<p>この段階でやっと担当医師も抗がん剤治療を一時的に休むなどして、間隔をあけるようになってきた。</p>
<p style="" margin-left:10.5pt;text-indent:-10.5pt"=""><br></p><p style="" margin-left:10.5pt;text-indent:-10.5pt"=""> ・効果の実証されている天然物・漢方薬を飲み始めて<strong>約10ヶ月後</strong>(抗がん剤治療をはじめて約1年後)、全身転移CT検査で骨盤内腫瘍と多発播種腫瘍は全体的に縮小。しかし腎機能はぎりぎりの状態。</p>
<p style="" margin-left:10.5pt;text-indent:-10.5pt"=""> <strong>腫瘍マーカーCA125は高い状態だが、抗がん剤は休み休み間隔を充分にあけながら行っていくことが大切だとしっかり伝えた。</strong></p>
<p style="" margin-left:10.5pt;text-indent:-10.5pt"=""> </p><p style="" margin-left:10.5pt;text-indent:-10.5pt"="">・その後は、抗ガン剤治療の間隔をかなりあけながら、1ヶ月以上ストップしたりしながら、腎機能をぎりぎりの状態で保ちながら、6ヶ月経過し全身転移CT検査を行う。その間も効果の実証されている天然物・漢方薬を<strong>1日4包を服用し、食事、軽い足の体操など続けた</strong>。</p>
<p style="" margin-left:10.5pt;text-indent:-10.5pt"=""> その結果、<strong>抗がん剤治療は休むことが多く、ほとんど行えなかったにもかかわらず、ガンは悪化していない状態。</strong></p>
<p style="" margin-left:10.5pt;text-indent:-10.5pt"=""> </p><p style="" margin-left:10.5pt;text-indent:-10.5pt"="">・今は腎機能がかなり悪く、アルブミン値も下がってしまい、一時両足の太ももから下がむくみでパンパンに腫れて少し歩くのもやっとの状態でしたが、今はむくみもとれて足をよく動かすようにしている。</p>
<div><br></div>・今後は、CA125が上がってきているので抗がん剤治療をどのタイミングで、どのくらい行っていくことがベストなのか悩んでる最中です。 <div><p><br></p><p>★<strong>【大切なポイント】</strong></p>
<p>ガンを叩くことばかりに目が行ってしまい、免疫を含め自分の身体の状態がどのようになってきているかを見失わない様に、常に意識することです。</p><p>基礎体力や免疫力、腸内環境、骨髄の状態など悪化しすぎるとがんの再発勢いは増していきます。</p><p><br></p><p>そうならないように<strong>血液検査の結果や尿の状態を常に注視して解析することです</strong>。</p>
<p style="" margin-left:10.5pt;text-indent:-10.5pt"=""> お医者さんはガン細胞を叩くこと=抗がん剤治療のことしか頭にありません。その事をよく知っておいてください。</p>
<p style="" margin-left:10.5pt;text-indent:-10.5pt"=""> ガン治療をしているほとんどのお医者さんは、患者さんの副作用による身体の状態よりも、抗がん剤治療をどんどん行ってがん細胞を叩くことだけを優先します。この事が大問題なのです。</p><p style="" margin-left:10.5pt;text-indent:-10.5pt"=""><br></p><p style="" margin-left:10.5pt;text-indent:-10.5pt"=""> 自身の体調を崩しすぎて体重を落としすぎて、元々の癌ができやすい体内環境改善を何も行っていないままだと、抗がん剤治療後に必ず再発・転移(全身転移)してしまいます。</p>
<p style="" margin-left:10.5pt;text-indent:-10.5pt"=""> その都度血液検査の状態などを診て経過を把握し、少しでも自身で行える事を</p>
<p style="" margin-left:10.5pt;text-indent:-10.5pt"=""> 根気強く続けることが一番のガン治療です。</p>
<p style="" margin-left:10.5pt;text-indent:-10.5pt"=""> <strong>抗がん剤治療だけ、放射線治療でけにすがった治療では、絶対に必ず再発・転移(全身転移)します。</strong></p>
<p style="" margin-left:10.5pt;text-indent:-10.5pt"="">たとえどんなに新しいタイプの抗がん剤でも、陽子線治療や光免疫治療などでも同じです。それだけになってしまうと再発しやすくなります。</p><p style="" margin-left:10.5pt;text-indent:-10.5pt"=""><br></p><p style="" margin-left:10.5pt;text-indent:-10.5pt"=""> ガンをコントロールして治していくには、</p>
<p><strong>細胞膜➡ガン細胞・免疫細胞・間質細胞などの正常化(ガン微小環境の改善)➡全身のバランスの正常化(血流・リンパの流れ・神経・筋肉・エクソソームなどの微量伝達物質などの正常化)</strong>しかありません。<strong></strong></p>
<p style="" margin-left:10.5pt;text-indent:-10.5pt"="">そのためには、正しい食、正しい運動、正しい呼吸、そして効果の実証されている天然物・漢方薬の服用を繰り返し繰り返し続けて、少しづつ免疫力・細胞代謝など元の状態に戻す事が大切です。</p></div>
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- 肺腺癌(進行がん)ステージⅣ、全身転移
- <p>(この記事の執筆責任者:管理薬剤師 西口一志) <br></p><p>●49歳、 女性、 151㎝・36㎏ 肺腺癌(進行がん)ステージⅣ</p>
<p> ・リンパ節転移・胸膜播種・骨転移・脳転移・全身転移</p>
<p>【症状】・首の痛みが強く動かせない。・背中の痛み。・せき。・食欲不振(体重減少5㎏減)。</p>
<p> ・強い不安(精神科の薬服用中)。</p>
<p> </p>
●病院では、抗ガン剤治療は行いますが、緩和ケアの事もすすめられて、余命の事も話をされて本人は絶望的な精神状態で、当店にご相談に来店。 <div><p>・その日から効果の実証されている免疫天然物・漢方薬を 3包以上服用をはじめる。<strong>(食欲・不安・血液検査の細かい経過観察を注視していく。)</strong>加えて、できる範囲での身体を動かす方法、食事面もお伝えして実行してもらう。</p>
<p> ・<strong>3ヶ月後 </strong>CT検査で癌の大きさ、数は同じだが、症状としては首の痛みがずいぶん楽になっている。</p>
<p><br></p><p>・<span lang="EN-US" style="font-weight:bold">6</span><strong>ヶ月後 </strong>全身転移PET検査で肺の癌の大きさは同じ、首の骨転移・胸膜転移・リンパ節転移の癌が小さくなっている箇所と消えている箇所あり。</p>
<p><br></p><p>・<strong>7ヶ月後</strong> レントゲン検査で肺の癌が少し大きくなっている。他の箇所は現状維持。<br></p>
<p>この後から抗がん剤を、<strong>タグリッソ</strong>から<strong>アリムタ+カルボプラチン</strong>に変更。</p>
<p style="" margin-left:21.0pt;text-indent:-21.0pt"=""> それによる副作用で全く食べれなくなり白血球も1900からなかなか上がってこなくなる。血小板も4万まで下がってしまう。</p>
<p>いっきに体力低下が強すぎたので<strong>病院治療は一旦休むように強く強く伝え、体力回復に専念</strong>。</p>
<p style="" margin-left:21.0pt;text-indent:-21.0pt"=""> </p><p style="" margin-left:21.0pt;text-indent:-21.0pt"="">・<strong>10ヶ月後</strong> 片方の足だけ力が入らない。MRI検査で、脳の癌性浮腫で圧迫によるもので、癌の数も少し増えていたので、脳の癌にライナックナイフを照射。その後、足の症状は元に戻る。</p>
<p style="" margin-left:21.0pt;text-indent:-21.0pt"=""> </p>
<p style="" margin-left:21.0pt;text-indent:-21.0pt"="">・<strong>その後</strong> 今の病院では全身転移に対する治療法が少なすぎて担当医も投げやり姿勢なので、もっと積極的に改善を考えて陽子線治療を選択。福島の病院へ。</p>
<p style="" margin-left:21.0pt;text-indent:-21.0pt"=""> 肺に陽子線治療、首の骨にサイバーナイフ、脳にガンマナイフを照射して今は体調・症状落ち着き、その間引き続き、効果の実証されている天然物・漢方薬を服用、運動、食事などをできる範囲で継続して体内環境改善をはかる</p><p><strong><span style="font-size:18.0pt"><br></span></strong></p><p><strong><span style="font-size:18.0pt">★【大切なポイント】</span></strong></p><strong> </strong>このような症例では、一般的な病院での治療だけになってしまうと、抗がん剤治療、放射線治療の副作用に苦しむだけでになってしまうことがほとんどです。</div><div> できれば、副作用が少なくピンポイントでがん細胞を叩く治療で、少しでもがん細胞を潰していく方法を積極的に行い、その間に体内環境改善を必ず継続していくことが重要です。</div><div> いろんな箇所への転移を早めに把握するためにも全身の画像検査と血液検査の経過を注視していくことが大切です。</div><div> 抗がん剤治療、放射線治療は間隔を充分にあけながらできるだけ低用量で行い、回復期間をしっかり保ち、自身の体力・免疫を落としすぎない範囲で行う事が大切です。</div><div>病院の言うままに行ってしまうと、ガン細胞を叩くより先に自身の身体がダメになってしまいます。<br> <p style="" margin-left:21.0pt;text-indent:-21.0pt"=""><br></p> <br></div><div><br></div>
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- 大腸がん、再発、肝臓転移、腹膜播種
- <p>(この記事の執筆責任者:管理薬剤師 西口一志)</p><p>●41歳、 女性、 大腸癌(再発)</p>
<p> ・2018年11月、大腸癌ステージⅡで手術、抗ガン剤治療。</p>
<p> 抗ガン剤治療後約1年、</p>
<p>2020年3月の定期健診CTで<span style="color:#cc3333">再発。肝臓転移、お腹の中に散らばって転移(腹膜播種)</span></p>
<p>【症状】お腹の痛みがたまにある。その他は特に症状なし。</p>
<p> </p>
<p>●お腹の中にたくさん癌が全身転移しているので、手術は不可能なので抗ガン剤治療を行うことしか方法が無いと言うことで抗ガン剤治療を開始。</p>
<p>しかし、ご自身で再発・腹膜播種・全身転移に関して、ネットでいろいろ調べれば調べるほど不安になり、絶望的になりどうして良いかわからず、当店に漢方相談。(令和2年、5月12日)</p>
<p> その際詳しく、病状、診断結果、血液検査の結果、症状、服用薬などお伺いして、説明。天然物免疫商品・漢方などに関しても説明。</p>
<p> </p>
<p>・4月から 抗がん剤(点滴)開始。1回目の抗ガン剤治療(点滴)で吐き気がとても強く体調悪化。</p>
<p>・その直後 効果の実証されている天然物 3包づつ服用開始。</p>
<p>・2回目の抗ガン剤で少し熱が出たがすぐに落ち着き、吐き気もなし。</p>
<p>・3回目、4回目もさほど副作用はなし。(この時副作用は大丈夫、血液検査の状態も良好でも抗がん剤の間隔を充分あけながら伸ばし伸ばしで行っていく事を強く強く伝える。)</p>
<p style="" margin-left:10.3pt;text-indent:-10.3pt"=""> </p>
<p style="" margin-left:10.3pt;text-indent:-10.3pt"="">・4ヶ月後 全身転移CT検査で肝臓の癌、お腹の中の癌両方とも小さくなっていた、その他大腸癌が転移しやすい肺への転移も無し。</p>
<p style="" margin-left:10.3pt;text-indent:-10.3pt"="">・その後 抗ガン剤治療も順調で、癌も少しづつ小さくなってきているので、ご本人はもっともっと抗ガン剤治療を頑張っていこうと意気込んでいました。</p>
<p style="" margin-left:10.5pt;text-indent:-10.5pt"=""> </p>
<p style="" margin-left:10.5pt;text-indent:10.5pt"="">その事がとても気になって、相談に来られて効果の実証されている天然物や漢方などを服用し始める前に、『どんなにお医者さんに言われも抗ガン剤治療は、十分すぎるくらいに間隔をあけながら、しっかり体調回復するための期間をあけながら行ってくださいと言う事。』をもう一度念を押してしつこくお話ししました。そうしないとまた再発しやすくなることもお話ししました。</p>
<p> </p>
<p>・それでも、大丈夫だと思ったのかどんどん抗ガン剤治療はすすめていました。しかし今年に入ってから抗ガン剤治療中に高熱が出たり、体中の痛みで途中で中止になることが2回続きました。</p>
<p>・そこで、抗ガン剤治療の間隔を2ヶ月くらいあけて回復をする期間を作ってくださいと強く伝えて、抗ガン剤の量の減量のお願いも担当医に相談するように伝えました。</p>
<p>・その期間に、抗ガン剤治療を2ヶ月も休んだらその間に、全身転移したり大きくなってしまうのではないかと何回も連絡が来ました。</p>
<p>・5月(14ヶ月後)、全身転移CT検査でまた少しちいさくなって、お腹の中の癌も絞られてきたので、手術での切除も考慮していきましょうと担当医に説明を受ける。</p>
<p> </p>
<p>今後、何回も何回でも、抗ガン剤治療は充分に間隔をあけながら、体調・免疫の回復期間をつくる事の重要性を伝えていく必要があります。</p>
<p> </p>
<p>・その後(16ヶ月後)、 全身転移PET-CT検査で、肝臓の転移ガンはすべて消えてみえなくなっている、小腸リンパ節のガンは3㎝までちいさくなっている、他の全身転移も消えてみえなくなっている、という事で手術で全て取り除くことが決定した。</p>
<p> </p>
<p>・(17ヶ月後)、 手術で全てを取り除くことに成功し、その後抗がん剤(アバスチン)を行う予定。</p>
<p>この念のための抗がん剤治療も、できるだけ弱く、間隔を充分あけながら、体調を崩さないことが第一に優先されなければという事をしっかり伝えるた。☚ここが一番大切なポイント</p>
<p> </p>
<p>・(23ヶ月後)全身転移CT検査で異常無し、血液検査の結果も良好です。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p style="color:#cc0000">★【大切なポイント】</p>
<p> 他の症例に共通して言えることは、ガン細胞が体内に残っていても、極端に悪化方向にない場合やガンの進行の勢いがない場合は、抗がん剤治療の間隔は充分にあけてできるだけ低用量で行う事です。</p>
<p> </p>
<p>その状態の判断は血液検査の経過で判断できます。ここで病院のやり方に任せっきりで強くやりすぎると、必ず再発します。</p>
<p> </p>
<p>ガンの進行勢いがない場合は、決して抗がん剤治療でガンにダメ押しをして叩いてしまおうと考えないことです。</p>
<p> </p>
<p>再発しないために大切なことは、ガンの勢いがない間に根気強く、食・運動・効果の実証されている天然物や漢方の服用で体内環境改善を続けることです。</p>
最終的には自身の免疫が、ガンの代謝をコントロールできないかぎり、どんなに強く強烈に消し去っても絶対にガン細胞は再発してくるという事を忘れてはいけません。
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