がんの進行を止める、再発・全身転移を防ぐ、がん悪液質を止めるには、運動で骨格筋を動かす事が絶対に必要
(この記事の執筆責任者:管理薬剤師 西口一志)
●運動が免疫力・癌克服の一番大きな要因になります。実行しない選択肢はないはずです。
●がんはがん細胞のみから出来上がったものではありません。
がん細胞の周囲には線維芽細胞やマクロファージ、細胞外基質、血管、神経などの間質成分が存在し、これらの有機的集合体としてがんと言う病的組織が成立しています。
ここを正常化にするためには、骨格筋を動かしてそこから全身へ分泌されるマイオカインの働きが必要です。
運動で血流を改善して細胞の酸欠状態を改善すること、各組織が硬く萎縮していかないようにするために骨格筋を動かすことが大切です。
マイオカインの働き ①免疫力の正常化(がんの全身転移の防止) ②抗炎症作用 ③がん細胞の増殖異常代謝を抑制 ④骨髄の造血維持 ⑤内臓機能の正常化 など様々です。
硬く萎縮して血流悪化し酸欠状態での環境下でも、細胞が生きて増殖できるようになっていくことが、がん化・がん微小環境の悪化です。ここを正常に戻していくためには絶対に運動が必要です。
再発・全身転移、がん悪液質を防ぐには、運動して骨格筋を動かし天然免疫商品・漢方を服用する事が最重要です。
決して病院の治療だけになってしまってはいけません。
はじめは、できることで良いので身体を少しづつでも動かしてください。もっとできるようになってきたら効果的な運動のやり方で実行してください。続けることで必ず変わってきます。