がん細胞は元々自分自身の細胞 叩く事ばかりになってしまうと再発・全身転移してしまいます。
(この記事の執筆責任者:管理薬剤師 西口一志)
がん細胞は元々自分自身の細胞
叩く事ばかりになってしまうと再発・全身転移してしまいます。
がん細胞は、ウイルスや病原菌と違って外から体内に侵入してきたものではなく、自分自身の細胞が変異し増殖していくものです。
外から侵入してきたものならば、薬などで一度叩いてしまえば良いですが、体内で自分の細胞から増殖していくがん細胞は、手術・抗がん剤・放射線などで、叩いてきれいに消しても、がん細胞が発生しやすくなっている体内環境・原因を改善しない限りまた再発・転移することは容易に理解できると思います。
●がん細胞ができやすくなる体内環境悪化の一大要因
長期の抗がん剤治療・・・自身の細胞・免疫・骨髄・内臓などに大きなダメージを与え体力も落ち、
がん細胞が増殖しやすくなるがん微小環境を作り上げていきます。
注意! がん専門の大病院ほど徹底した抗がん剤治療を強く・長く行い、がん細胞を徹底的に叩く発想で治療を進めていく傾向にあります。ここを安易に受け入れてしまうと再発・転移を止めれなくなってしまいます。
●がん細胞が発生してしまう大きな要因
癌化とは、酸欠環境下でも細胞が生き延びるための細胞遺伝子変化
一昔前までは、がんは遺伝的要因が大きと思われていましたが、がんは体内環境(酸欠状態)により細胞が遺伝子発現を起こし代謝異常を起こすことにより発生する事がわかっています。
そして周りに炎症を起こして免疫細胞を操りながら進行していくこともわかってきました。
【酸欠癌化の要因】
・ストレスなどによる自律神経の異常緊張➡毛細血管収縮➡酸欠
(交感神経の過剰は毛細血管を収縮したままにする。)
・冷え・凝り・萎縮➡血管圧迫➡血流悪化➡酸欠
(普段の姿勢は筋萎縮に大きく関与します。)
・運動不足➡静脈・リンパの流れ悪化➡全身の血流悪化➡酸欠
(静脈・リンパ管は筋肉を動かす事で流れる仕組み(弁構造)になっています。身体を動かさないと流れが渋滞し動脈血を引っ張り流す力も悪化し、全身の血流も悪化します。)
以上の内容を理解して、がんが発生・再発・全身転移・進行しやすい体内環境の改善を実行継続してください。
【体内環境の改善を実行】
① 抗がん剤治療をなるべく強くやりすぎない
② 常にリラックスを心掛け自律神経をゆるめ毛細血管を開く。
③ 温めて、さすったり・ストレッチなどで根気強く凝り萎縮をほぐし、酸欠を改善する。
④ 筋肉をなるべく動かして全身の血流・リンパの流れをよくし酸欠をなくす。
⑤ 体内が炎症傾向にならないように抗酸化食品・アルカリ性の食材を積極的に摂る。
⑥ 免疫正常化に効果的な腸内改善効果の強い食材を毎日続ける。
⑦ 免疫正常化・再発転移防止効果・抗炎症作用・抗がん剤副作用軽減などに効果的な免疫商品・天然物・漢方薬を毎日続ける。